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WEBサイト診断 ~ web diagnostic

WEBサイト診断を行う会社がいくつかあります。
マーケティングや広告効果分析などの手法を駆使し、データをベースにWEBサイトの問題点を指摘します。

詳細な分析データを見せられると説得力があります。
自社サイトがパッとしないときに、改善したいが「どこをどう直せばいいのか分からない」という悩みをかかえている企業は 少なくないと思います。そこで自社だけでなんとか改善しようとする場合、かなりの部分が上司や担当者の直感に 依存したものになりがちです。

○○ソリューションを掲げるWEB診断会社には、すでにデータの蓄積があり、 SEOやSEMにも熟知しています。さらにマーケティングが強いところはネット以外の 部分も含めた総合的な解決案を提示できるのではないでしょうか。

ただ、多くの中小企業の場合、こうした専門業者にコンサルタントを依頼するのは予算的にかなり難しいでしょう。

私が以前行った診断は5つの診断軸をベースに100以上の項目を設定して、当該クライアントのWEBサイトを評価、 最終的に数値化するというものでした。軸となるのはサイトの目的、デザイン、ユーザビリティ、 SEOなどのマーケティングをベースにしたものです。
加えて、必要不可欠なのはその企業の業界全体の状況、消費者のニーズなどの実態調査です。 ユーザーがどの程度WEBサイトを利用しているのか、競合他社サイトの利用状況はどうなのか、 また社会全体におけるその業界の位置づけなど、WEBサイト以外の情報も含めた複眼的な視点で 捉えていかなければなりません。そうしないと機械的な評価になってしまいます。

私がアドバイスしたポイントの主なものは以下の4点です。

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  1. 診断表
  2. マーケット調査(アンケートなど)
  3. 業界全体からみた評価
  4. 社内体制

こうした評価基準を設けて、実際に診断していくといろいろなことが見えてきます。
とくに、問題を抱えているサイトではしばしば共通の課題がみられます。

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  1. 更新頻度が低い
  2. 情報の絶対量が少ない
  3. 利便性に欠ける
  4. 中長期的なサイト設計が無い

これらの問題を抱えたサイトの生い立ちを聞いてみると、いずれも業者任せで、 自社の希望をきちんと伝えていないことが多いようです。 業者まかせでWEBサイトを制作し、公開はしたものの、年に数回更新するかしない程度のサイトがほんとうに多いと思います。

こういうサイトはマーケティング以前の問題です。
サイト自体のモチベーションが非常に低く、会社側もサイトに何の期待もしていないのです。
名刺にホームページのアドレスを載せたいからとか、他社も持っているからとか、 そういったレベルの考えしか持っていないケースです。そして、その多くが中小企業です。

中小企業のWEBサイトが抱える問題の大部分は実はその企業の意識の問題であるといっても過言ではありません。 多少デザインが素人っぽくても、情報の質と量がしっかりしていれば、ユーザーは必ず付くはずです。

サイト診断とは、サイト自体の機能や技術的な課題を指摘することにとどまらず、
同時にホームページを通じて情報発信をしていくという業務プロセスの改善を提案することになります。

サイト診断について興味のある企業の方がいらっしゃれば、微力ながら力になりたいと思います。以下に、その概要を記します。

サイト診断の見方

WEBサイトにはショッピングサイト、コーポレートサイト、ポータルサイトなどいろいろな形態があります。 利用するユーザーの目的も多様です。従って、サイト診断といっても正解があるわけではありません。 しかし、この15年余りのインターネット興隆の中で生き残ってきた一般的な指標というものがあります。 そうした指標を「診断項目」に取り上げ、さらに5つの診断軸を設定して評価していきます。

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1、「診断項目」について

(1)コンセプトとアイデンティティ
サイトの目的やターゲットなどコンセプトの明確性、運営者の概要・ポリシーの明示、サイト全体の統一したイメージなどを診断します。
(2)ユーザビリティ
ユーザーを目的のページにストレスなく誘導する情報構造やナビゲーション。
(3)コンテンツ
ユーザーの求める情報を見やすく、且つ分かりやすく伝えているか(文字色・大きさ・文書構造など)。更新頻度や情報量は適切か、などについての診断項目です。
(4)アクセスビリティ
障害を持つ人を含め、あらゆるユーザーに利用可能な設計であるかを診断します。
(5)SEO対策
検索エンジン上位表示を意識したキーワード選定、設計、文書構造。ディレクトリ登録、インデックス数、被リンク数などを診断します。

2、評価基準について

各項目を3段階で評価していきます。各評価基準は、
  1. 3= 適切で明確な設計(対策)が講じられている
  2. 2= 一部に設計(対策)がみられる
  3. 1= 設計(対策)が行われていない

となっています。また、サイト内に項目の判断要素がない場合は、診断不能と判断し、「-」で表示しています。 ただし、判断要素がなくても使用すべき場合は評価しています。