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XHTMLの基本理解

W3C

WEB標準化をすすめているW3C(World Wide Web Consortium)は、文書の構造とデザインを分離するXHTMLを標準仕様として提唱しました。いまWEB制作の現場ではこのCSS+XHTMLによるコーディングが主流となりつつあります。

XHTMLとは?

ではW3Cが提唱したXHTMLとはどのようなものでしょうか?
Webページの仕様を提唱してきたW3Cは、シンプルなWebサイト記述言 語としてHTMLを開発してきました。HTMLは今やもっとも広く使われている標準的な公的言語となっていますが、1999年のHTML4.01を最後に 打ち切られました。記述ルールの曖昧さ、情報の整形、配信、交換などの問題を抱えていたためです。

そこで、Webのみならず、インターネット上で広く交換可能な標準文書仕様として開発されたのがXMLです。XMLは利用者が自由にタグ設定(文書 構造)を決定できるという自己拡張性に優れたマークアップ言語で、文書構造とレイアウト情報を分離して扱うことができるようになりました。

そして2000年に、HTML4.0をXML1.0に準拠する形で再定義したマークアップ言語XHTML1.0が登場しました。文書構造とレイアウ トが分離され、端末ごとにレイアウト情報を用意しておくことで、適切に整形して配信することができ、データベースなどを利用することが比較的容易になりま した。

XHTMLのメリット

ではXHTMLで記述するメリットとはどのようなものでしょうか?

(1)アクセシビリティの向上
アクセシビリティとはすべての人に優しいサイトを構築することです。いまWebを音声で聞く視覚障害者に対しても分かりやすいサイトを制作することが求められています。XHTMLはそうしたアクセシビリティの向上に優れた仕様になっています。
(2)閲覧環境の多様化への対応
FireFox、OperaなどWebページを閲覧するブラウザの数が増えています。また携帯電話など、端末も多様化しています。XHTMLはHTMLに比べ、こうした閲覧環境の多様化に対応しています。
(3)検索エンジン最適化(SEO)への貢献
XHTML+CSSで構築されたWEBサイトは、Yahoo、Googleなどの検索エンジンで上位表示に有利であるといわれています。テーブル タグなどを駆使してHTML4.01でレイアウトする場合、タグが増えて、ソースが複雑になり、検索エンジンにインデックスされにくくなるという意見もあ ります。
一体どのくらいのSEO効果があるのか、実際に任意のキーワードで検索してリサーチしてみても、それほど重要とは思えません。しかし、タ グがシンプルでレイアウトよりも情報を重視しているサイトが上位にくることも多々あるので、そういった意味では、シンプルなタグである程度のレイアウト (見やすさ)をキープすることができるXHTML+CSSはSEO的にも意味があることではないでしょうか。
(4)更新やレイアウト変更に便利
文書構造とレイアウトの分離により、凝ったレイアウトができます。また、更新やレイアウトの変更などに柔軟に対応することができます。サイトの大幅リニューアルなどの場合に手間が軽減できます。
(5)ファイル容量の削減に伴う通信帯域の有効活用
ファイル容量が軽くなり、ダウンロードおよびレンダリング時間の短縮されて、ユーザーのストレスが軽くなります。

XHTMLの種類

XHTMLには現在下記の5つの種類があります。

XHTML1.0 Transitional
デザイン用の非推奨タグが使用可能。
XHTML 1.0 Frameset
デザイン用の非推奨タグに加え、フレームタグも使用可能。
XHTML 1.0 Strict
基本的なタグしか使用できない。
XHTML 1.1
基本的なタグしか使用できない。ブラウザ未対応部分もあるので注意が必要です。
XHTML Basic 1.0
携帯電話対応ページ、小型機器向け。使用可能タグは限定的。

[関連情報]

XHTMLの基本ルール

XML宣言、DOCTYPE宣言

XHTMLのタグ一覧

XHTML記述のチェックツール

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